- ごほう
- I
ごほう【五宝】〔仏〕 すべての宝を代表する五種の宝。 組み合わせは一定していない。 例えば, 金・銀・真珠・珊瑚(サンゴ)・琥珀(コハク)など。 密教の儀式に用いる。IIごほう【五方】五つの方角。 中央と東西南北。IIIごほう【午砲】正午を知らせる号砲。 どん。 1871年(明治4)以降1922年(大正11)まで行われた。IVごほう【後報】(1)あとからの知らせ。 こうほう。
「詳細は~を待て」
(2)〔仏〕 過去の行為の報いが, 現在または未来にあらわれること。Vごほう【御報】(1)他人からの通知の意の丁寧語。「~多謝」
(2)室町時代, 身分の高い人に出す, 文書による返事。 また, それに用いる脇付(ワキヅケ)。 [日葡]VIごほう【語法】(1)語が文を構成する上での法則。 文法。「日本語の~研究」
(2)言葉の使い方や, 文の表現方法。VII「誤った~」
ごほう【誤報】間違えて知らせること。 また, 間違った知らせ。VIIIごほう【護法】〔梵 Dharmapāla〕六世紀中頃の南インドの僧。 唯識十大論師の一人。 外道を論破して有名となり, のち那爛陀(ナランダ)寺で多くの門弟を育てた。 三二歳で没。 のちに法相宗の祖とされる。 著「成唯識論」など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.